弊社は今から半世紀上も前に会社を設立しました。創業以来モデリングの専門会社として歩み、主に自動車メーカー様向けに、FRP、CFRP、真空注型、NC機械加工、FDM(3Dプリンター)などに取り組んでいます。
弊社は創業者である故・飯田三美が会社を興したのが始まりです。彼は当初、鋳物の工芸を目ざしていましたが、FRPに出会ってその便利さを知り、武蔵野美術大学で工業デザインの教授を務めながら、今の会社を設立することになりました。
こうした歴史は、弊社にある特長を与えることになりました。「美的センス」を活かしたものづくりです。美大出身の技術者が入社してくるため、デザイナーの気持ちを推し量りながら、データだけでは表現しにくい微妙な形をつくることができます。
また前社長(現顧問)飯田豊美は、入社前、自動車メーカーのボディ設計の仕事に携わっていました。そのため、人より形をつくる「設計者の気持ち」が少しはわかります。設計者の気持ちを汲んだものづくりは社員たちに脈々と受け継がれています。「美的センス」と「設計者の気持ちを汲む」。この2つは弊社の最も大きな特長といえるでしょう。
弊社の社風は「ネバーギブアップ」です。お客様の要望に応えるために、他社が断るような難しい仕事も可能な限り請けてきました。それが結果的に高い技術力を身に付けることにつながり、「ハイクオリティ」は弊社の代名詞にもなっていると自負しております。
座右の銘は「おごらず、気負わず、そしてひるまず」。
小さいながらもピリっとした会社を目指しています。
代表取締役 張 磊
高いクオリティを希望日通りに納品
自動車の場合、発売予定日を大幅に動かすことは難しく、開発期間も限られています。そのため、限られた開発期間で一定のクオリティのものを納めることがとても重要になってきます。
弊社は長年培った高い技術力を武器にハイクオリティを維持しながら、最先端の設備を導入するなどして、常に納期内に製品を納めています。この姿勢は今後も揺らぐことはありません。
大型部品なら任せてください
弊社は真空注型でオリジナルの技術をもっています。通常、真空注型は真空注型槽を真空にすることで樹脂を流し込んで成形していきます。この場合、ワークサイズは真空注型槽のサイズに縛られてしまいます。ところが弊社は、真空注型槽に依存しない独自の技術を採用することで、他社にはない2、3mという大型の部品まで成形することができます。
他社で断られた難しい仕事もお請けします
弊社のものづくり精神は「ネバーギブアップ」です。難易度の高い仕事を積極的に請けてきました。自動車のプラスチック部品、合成樹脂部品で他社に断られたお仕事がございましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。高い技術力をもった弊社スタッフが、難題をクリアいたします。
データづくりもプロフェッショナルです
近年、シミュレーション技術の向上などで「試作レス」の流れが生まれ、設計データづくりの重要性が年々高まっています。弊社ではこうした流れを受け、近年はデータづくりにも力を入れており、その割合も急激に増加しつつあります。データづくりでお困りの場合、ぜひ一度ご相談ください。