FDMはFused Deposition Modeling(熱溶解積層方式)のことで、アメリカのStratasysが開発した造形方法です。3Dプリンターには光造形などの方法もありますが、長持ちしない、変形しやすいというデメリットがありました。FDMはABSなど、実製品と同じ工業用樹脂を用いるため、非常に強度があり長持ちするのが強みです。
弊社では3Dプリンターがまだ黎明期であった2008年からすでにFDM(3Dプリンター)を導入し、真空注型用のマスターモデルとして使うことでコスト削減と短納期をもたらしています。バンパーやマフラーなど、自動車やバイクなどに実装する部品を造形することもあります。また社内用の治具製作にもFDMを使っており、よりスピーディに対応することができます。